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☆ベベちゃんの脾臓全摘出手術【画像有り-苦手な方はご遠慮下さい】

最初におことわりしておきます。
ここには、ベベちゃんの摘出した脾臓の写真を載せます。
【苦手な方はご覧にならないでください】


木の葉を踏みながら、手術に向かうベベちゃん。
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11月18日のエコーに写っていた病変部分。(1週間で約倍の大きさになっていた)
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摘出したベベちゃんの脾臓。
ピンポン玉くらいの病変(膨らみ)と変形があったが、脾臓自体は大きくはなっていなかった。
(ピンポン玉くらいの膨らみはエコーに写っていた病変部分)
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これはベベのパパのブーボくんの大きくはれてボコボコになってしまっていた脾臓(2004年4月21日に摘出)
ブーちゃんは血便をして、エコーで脾臓に腫瘍のようなものがみつかって、CTを撮ってガンかもしれないので破裂したら大変なので最短で手術でとることになった(といっても1週間後くらい。)
悪性と思われていたけど、病理検査の結果は「脾臓の血液貯留槽形成(血が溜まってしまった)/腫瘍ではない」だった。
みるからに悪そうだけど...ガンじゃなかったんだよ。良かった!
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ブーちゃんとベベちゃんの脾臓の状態はかなり違って、たぶん“病名”も違うものと思われる。
ベベちゃんのピンポン玉大の膨らみは、そこで血を作ってしまっている可能性もあるみたい。
本来脾臓は血を作ることはないんだけど、そういうふうになる悪性腫瘍もあるらしい。
でも、ベベちゃんは初見では『悪性ではないでしょう』といってもらっているの。

ブーちゃんも術後1泊入院する予定だったけど、夜10時過ぎに先生から「帰りたくて寝ないし、ないたり吠えたり本人にも他の入院している子にもよくないので迎えに来てください」と電話があった。
ママはブーちゃんの体のために1泊させてもらったほうがいいにきまっているけど、「やっぱりねぇ(*^~^*)」となんか可愛いくて嬉しくて超特急でお迎えにいったっけ★('-^v)
病院からでてくるまでは帰りたい一心でシャキシャキしていて、車にも自分で乗れたけど、おうちについて安心したら、ほんの15cmくらいの玄関の段差をあがるのが大変そうだった。
お部屋に入ったら、安心して疲れがどっとでて、ベッドで身動きひとつせずにねんねしていたっけ(*^~^*)
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ブーちゃんはその後、とても調子よくなって2〜3日後にはお気楽へそ天ねんねをしていたよ♪
↓の、ブーちゃんパパとそっくりお顔の娘のベベちゃんの写真も見てね♪

☆ベベちゃん脾臓摘出手術いろいろ

手術が終わって、先生が作ってくれる術後衣を着せてもらって、覚醒しかけているベベちゃん。
↑の退院しておうちに戻ったブーボちゃんパパのお顔とそっくりだよね〜(*^~^*)
写真の年齢もブーちゃんもベベも同じ12歳半。親子(父娘)だねぇ。。。。
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ちゃんと覚醒したベベちゃん。
頑張ったさぁ(*^~^*)
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CTに写っていたこぶし大の腫瘍は、大きめで変形してしまった肝臓と変形した脾臓のつながりが腫瘍のようにこぶし大に写っていたようで?結局のところ腫瘍は存在しなかった(^-^)v
素人目でもあんなに大きくくっきり写っていたのに、こんなこともあるんだね
(今回のベベちゃんのCTは、麻酔をしたくなかったので造影剤はなしでの撮影。麻酔して造影剤を使っていれば、腫瘍だったのか重なりだったのかははっきりわかったんだろうけど、わが家の希望で造影剤無しでとってもらったの)。
人間だって、開けてみたら思っていたのと全然違っていたということもあるものね。

......とはいえ、こぶし大のすごく大きな腫瘍がなかったからといって喜んでばかりはいられない大変な事がわかった。
ピンポン玉くらいの病変でした)
それは肝臓が大きいし、繊維化して硬くなってしまっていて【初期の肝硬変かも?】ということ。
イラスト左は、変形してしまっていた脾臓と肝臓。
イラスト右は、ベベちゃんの肝臓の表面。
本来ならツルンとなめらかなはずの肝臓の表面が、細かくザラザラしてかつ硬く繊維化してしまっているんだって。
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摘出した脾臓。
腫瘍の大きさはこのくらい。(指の中よりもうちょっと大きい)
多分良性とはいえ、1週間で倍にもなっちゃうなんて....。
どんどん大きくなって、他の臓器を圧迫したり、それに破裂でもしたらそれこそ大変だった。
体調が良い今、早くとってあげられて本当に良かった!
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ベベちゃんの肝臓のサンプリング。
これからきっちり検査してもらう。
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ベベちゃんは今年に入ってさんざんで可哀相(..)
脂肪織炎に、小脳梗塞に、肝臓悪化に、肛門嚢腺癌に、そして今回の脾臓に腫瘍と肝臓の線維化。
諸悪の根源は“手術糸”だね凸(`_')

ベベちゃんは今年になってたくさんの病気になってしまって、それは可哀相で運が悪いのかも?しれないけど、
病気になってしまってしまってからのベベちゃんは、とても強運だと思うよp(`ー´)q

大変だったけど頑張って頑張って色々完治したし、偶然とも思えるほどの早期発見だったり、今回だってたまたまかけたエコーで早くに脾臓の病変に気がついてもらって、CTを撮ることになって、脾臓と肝臓の重なり?みたいなのが大きな腫瘍みたいに写ったから急いで手術する事になって、もいちゃんの手術日と交代出来て、脾臓の腫瘍みたいなのはたぶん良性で(^-^)v....そして思いもよらなかった「初期の肝硬変?」だという事を“今”知ることができ、即刻肝臓さんのケアを再開できた。
血液検査だけではわからなかった事だから、肝臓さんが悪くなりかけていたことがわかったのは、べべちゃんのこれからにとってものすごく大きなプラスだと思う!

ベベちゃんは手術大変だったし、痛かったし、病院に半日入院するという寂しい思いもさせてしまったけれど、
でも、これでベベちゃんのニコニコ笑顔をたぶん何百日も多くしてあげられたんだとママは思うさぁ(*゚Ω゚)/ウィッス!!

また楽しくて美味しい毎日のために、みんなで頑張るさぁp(`ー´)q

今後はできるるかぎりのベベちゃんの肝臓さんのケアしていくよ。
ごはんはもちろん肝臓に負担の少ないもの。
そしてプロヘパゾンとウルソと強肝剤を再開(アミノレバンはなし)
ちなみに、肝硬変は治らないんだって。
とにかくこれ以上すすまないようにケアを頑張るのみ!
なんとかくいとめられれば良いけど、肝臓は急に悪くなることもあるんだって。
急に立てなくなって(小脳梗塞だった)MRIをとった後に、黄疸が出てしまったんだけど、もしかしたらその頃から初期の肝硬変だったのかも?
(血液検査の数値は、肝臓がとても悪くなると逆に酵素は下がって、アンモニアとがあがるんだって←たぶん。違ったかも?)


他には
脂肪織炎になってしまっていたのおへその皮の裏(内臓側)は大網(たいもう/組織が集まっている状態?)になっていて脂肪もいっぱい。
脂肪がいっぱいだと傷のあがりもよくないので胸からおなかの余計な脂肪もとったんだって。
ベベちゃんちょっとスリムになったかなぁ(^^ゞ

ところで、脾臓はとってしまって大丈夫かどうか?だけど、成犬になったらなくても大丈夫なんだって(小さい頃や妊娠中は必要)
ちなみに【妊娠中】は肝臓と脾臓でも血を作るんだって。

【脾臓】は血をクリーニング(不要な古い白血球・赤血球を破壊・処理)するところで
【肝臓】は代謝機能・解毒機能・胆汁の合成をしたり血を作りなさいと指示を出すところなんだって。(血は骨髄で作る)
【肝臓】は解剖学的に鎌状靭帯により大きな右葉と小さな左様に別れるんだけど、ベベちゃんはそこにも脂肪がついていた?みたいよ。←違ったかも?
やっぱり人もワンコも体脂肪は低い状態が望ましいんだよね(汗)


手術写真は記録の為に、ムリムリお願いして撮って頂きました。
ありがとうございましたm(__)m

お帰り!べべちゃん(^^♪

頑張った良い子のベベちゃん帰ってきたさぁ(^^♪
↑ちゅらさんをみているので沖縄弁。

お迎えは7時。
本来は入院したほうが良いのだけど、ベベの性格からして帰ったほうが良いかも?という話は当初からでていたの。
結局、術後の様子によって考えようという事になっていたんだけど、パパとママがお迎えに行った時にはすでに“帰っても大丈夫”という感じ。
パパとママの声が聞こえたら、ハウスをガリガリしてヒュンヒュン言っていたよ。
で、9時間ぶりのご対面〜♪
帰りたい一心で気が張っているからかもしれないけど、思ったよりもずっとしっかりした足取りで入院室から小走りで出てきたよ(^_-)-☆
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おうちについて、まずはおしっこ。
たっくさん点滴しているからね。
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お水を飲みたがるかと思ったけど、すぐには飲まなかったよ。
安心して疲れがドッとでたのか、まずは一休み。
12歳半での脾臓摘出手術、良い子のベベちゃん頑張りました!!!
偉いね。良い子だね。無事に帰ってきてくれてありがとね。
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ごはんは食べられるようなら4分の1くらい食べても良いとのことだったけど、3口くらいだけ食べてくれた。
痛みはかなりあるだろうけど(痛み止めは胃の為やその他であまり使いたくないとのことでなし)とにかくおうちに帰ってきて嬉しいし、何よりも安心したんだろうねぇ。
自分でベッドの部屋に行って、自分のフェザーベッドに沈み込むようにねんね。
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ベベおねーちゃんが帰ってきて嬉しくて興奮したもいちゃんが体当たりとかしたら大変だから、最初のうちはもいちゃんは事務所に隔離(笑)

何か食べている気配を感じると、すんごいお顔で起きてくる元気もヽ(*'0'*)ツ
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それでもやっぱりかなり痛いみたいで、一度起き上がると座ったりねんねしたりがしんどいようで、ずーっと立っていたりもするんだよ。
夜には心配した先生方が様子をみに寄って下さったんだよ。ありがたやありがたや。
脾臓を取ったことによって、体全体の血の流れが変わるから当初はパンティングしたりするらしいけど、思ったよりはずっとよい状態。
脾臓自体はとても大きく変形していたわけではないので、そのへんの所は大丈夫みたい。

先生方が寄ってくださった時にもいちゃんもベベおねーちゃんと会わせてあげたけど、良い子にできまちた♪
でも、ベベおねーちゃんがちょっと動くと「何?何?何か食べるでちゅか?遊ぶんでちゅか?」とかまとわりついて....そうするとベベちゃんはフリーズしちゃうの。
当たったら痛いってわかっているからなんだろうね。

夜ご飯もまあまあ食べてくれたよ。
そして夜は、痛いながらもちゃんとねんねできました★('-^v)

ベベちゃんの手術無事終了しました!

1時頃から始まったベベちゃんの腫瘍摘出手術、おかげさまで3時15分頃に無事終了しました!

まだ会えないのですが、電話できいた事を簡単にご報告します。

●脾臓と、脾臓由来の腫瘍と思われた脾臓の変形部分も摘出。
(後記・正しくはこぶし大の大きな腫瘍は存在しなかった。肝臓と脾臓のそれぞれの変形が重なったようになって?、腫瘍のような形に写っていた?)

●病理の難波先生にも来ていただいて摘出したものをその場でみていただき
脾臓の病変は「良性である可能性が高い」との事です(さらに検査します)

●脾臓は思ったほどは大きくありませんでした。
が、予想していなかった事ですが肝臓が大きくなってしまっていて肝臓によって脾臓が圧迫されていたもよう。

●大きくなった肝臓は繊維化してしまって肝硬変っぽいのでサンプリングしてバイオプシー検査します。

●今後はできるるかぎりの肝臓のケアしていきます。

●肉眼で他の臓器も確認し、腸などに病変はありませんでした。

●心配していた、肛門嚢腺癌の転移ではないようです。


ベベを心配し、応援してくださった皆さん、ありがとうございましたm(__)m
お空のムーちゃん、ぶーちゃん、べっちゃん、きゃっちゃん、ベベを守ってくれてありがとね。

取り急ぎご報告させていただきました。


今朝、獣医さんに向かう前のベベちゃん。
きれいなお顔だねぇ(*^~^*)
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もいちゃんはいつもと同じにベベおねーちゃんに“遊んで”
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もいちゃんはベベおねーちゃんがでかけたら、寂しそうにひとりでポツリとしていた。
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昨日の夜、こんなものがみつかった。
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もいちゃんは、ベベおねーちゃんの為に手術日をとっておいてくれた“でかしたもいちゃん”だから、ママは何もいわずに黙々とお掃除した。
その様子をもいちゃんはソファーに座ってずーっと見ていた。
で、カメラを向けたらいきなりこんなお顔に(笑)
わかっているんだからしなきゃいいのにねぇ。
あとで、臭いもかいでいたし(^^ゞ
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ベベちゃん、頑張ってくれたね。
ありがとう。