記事一覧

☆ベベちゃん脾臓摘出手術いろいろ

手術が終わって、先生が作ってくれる術後衣を着せてもらって、覚醒しかけているベベちゃん。
↑の退院しておうちに戻ったブーボちゃんパパのお顔とそっくりだよね〜(*^~^*)
写真の年齢もブーちゃんもベベも同じ12歳半。親子(父娘)だねぇ。。。。
ファイル 1039-1.jpg

ちゃんと覚醒したベベちゃん。
頑張ったさぁ(*^~^*)
ファイル 1039-2.jpg

CTに写っていたこぶし大の腫瘍は、大きめで変形してしまった肝臓と変形した脾臓のつながりが腫瘍のようにこぶし大に写っていたようで?結局のところ腫瘍は存在しなかった(^-^)v
素人目でもあんなに大きくくっきり写っていたのに、こんなこともあるんだね
(今回のベベちゃんのCTは、麻酔をしたくなかったので造影剤はなしでの撮影。麻酔して造影剤を使っていれば、腫瘍だったのか重なりだったのかははっきりわかったんだろうけど、わが家の希望で造影剤無しでとってもらったの)。
人間だって、開けてみたら思っていたのと全然違っていたということもあるものね。

......とはいえ、こぶし大のすごく大きな腫瘍がなかったからといって喜んでばかりはいられない大変な事がわかった。
ピンポン玉くらいの病変でした)
それは肝臓が大きいし、繊維化して硬くなってしまっていて【初期の肝硬変かも?】ということ。
イラスト左は、変形してしまっていた脾臓と肝臓。
イラスト右は、ベベちゃんの肝臓の表面。
本来ならツルンとなめらかなはずの肝臓の表面が、細かくザラザラしてかつ硬く繊維化してしまっているんだって。
ファイル 1039-3.jpg

摘出した脾臓。
腫瘍の大きさはこのくらい。(指の中よりもうちょっと大きい)
多分良性とはいえ、1週間で倍にもなっちゃうなんて....。
どんどん大きくなって、他の臓器を圧迫したり、それに破裂でもしたらそれこそ大変だった。
体調が良い今、早くとってあげられて本当に良かった!
ファイル 1039-4.jpg

ベベちゃんの肝臓のサンプリング。
これからきっちり検査してもらう。
ファイル 1039-5.jpg


ベベちゃんは今年に入ってさんざんで可哀相(..)
脂肪織炎に、小脳梗塞に、肝臓悪化に、肛門嚢腺癌に、そして今回の脾臓に腫瘍と肝臓の線維化。
諸悪の根源は“手術糸”だね凸(`_')

ベベちゃんは今年になってたくさんの病気になってしまって、それは可哀相で運が悪いのかも?しれないけど、
病気になってしまってしまってからのベベちゃんは、とても強運だと思うよp(`ー´)q

大変だったけど頑張って頑張って色々完治したし、偶然とも思えるほどの早期発見だったり、今回だってたまたまかけたエコーで早くに脾臓の病変に気がついてもらって、CTを撮ることになって、脾臓と肝臓の重なり?みたいなのが大きな腫瘍みたいに写ったから急いで手術する事になって、もいちゃんの手術日と交代出来て、脾臓の腫瘍みたいなのはたぶん良性で(^-^)v....そして思いもよらなかった「初期の肝硬変?」だという事を“今”知ることができ、即刻肝臓さんのケアを再開できた。
血液検査だけではわからなかった事だから、肝臓さんが悪くなりかけていたことがわかったのは、べべちゃんのこれからにとってものすごく大きなプラスだと思う!

ベベちゃんは手術大変だったし、痛かったし、病院に半日入院するという寂しい思いもさせてしまったけれど、
でも、これでベベちゃんのニコニコ笑顔をたぶん何百日も多くしてあげられたんだとママは思うさぁ(*゚Ω゚)/ウィッス!!

また楽しくて美味しい毎日のために、みんなで頑張るさぁp(`ー´)q

今後はできるるかぎりのベベちゃんの肝臓さんのケアしていくよ。
ごはんはもちろん肝臓に負担の少ないもの。
そしてプロヘパゾンとウルソと強肝剤を再開(アミノレバンはなし)
ちなみに、肝硬変は治らないんだって。
とにかくこれ以上すすまないようにケアを頑張るのみ!
なんとかくいとめられれば良いけど、肝臓は急に悪くなることもあるんだって。
急に立てなくなって(小脳梗塞だった)MRIをとった後に、黄疸が出てしまったんだけど、もしかしたらその頃から初期の肝硬変だったのかも?
(血液検査の数値は、肝臓がとても悪くなると逆に酵素は下がって、アンモニアとがあがるんだって←たぶん。違ったかも?)


他には
脂肪織炎になってしまっていたのおへその皮の裏(内臓側)は大網(たいもう/組織が集まっている状態?)になっていて脂肪もいっぱい。
脂肪がいっぱいだと傷のあがりもよくないので胸からおなかの余計な脂肪もとったんだって。
ベベちゃんちょっとスリムになったかなぁ(^^ゞ

ところで、脾臓はとってしまって大丈夫かどうか?だけど、成犬になったらなくても大丈夫なんだって(小さい頃や妊娠中は必要)
ちなみに【妊娠中】は肝臓と脾臓でも血を作るんだって。

【脾臓】は血をクリーニング(不要な古い白血球・赤血球を破壊・処理)するところで
【肝臓】は代謝機能・解毒機能・胆汁の合成をしたり血を作りなさいと指示を出すところなんだって。(血は骨髄で作る)
【肝臓】は解剖学的に鎌状靭帯により大きな右葉と小さな左様に別れるんだけど、ベベちゃんはそこにも脂肪がついていた?みたいよ。←違ったかも?
やっぱり人もワンコも体脂肪は低い状態が望ましいんだよね(汗)


手術写真は記録の為に、ムリムリお願いして撮って頂きました。
ありがとうございましたm(__)m