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べべの無菌性脂肪織炎-【おへその写真】治療あらまし-2

ステロイドを投与した3月16日頃からたぶんベベちゃんの肝臓は悲鳴をあげて悪くなり出していた。
そこに3月27日のMRI検査の為の麻酔が拍車をかけたのかも?しれないし、無菌性脂肪織炎の治療になくてはならないシクロスポリンも肝臓さんの負担になっているのかもしれない。
静脈が固くなってしまって針が刺さりにくくなるまでの懸命な毎日の肝治療や、無理やりお薬やサプリを飲ませるもベベちゃんの肝臓はどんどん悪くなった。
一番悪い時は
GPT1000(1027)以上(4月8・11日)
GGTは81(4月16日)
ALPは3500以上(4月2・8・11・16日)、黄疸も出た。

もしかしたらダメなのかも....という思いがよぎっては大きなバッテンでそれを打ち消した。
「まだベベは死んでしまう時ではない!違う!」とママは思った。


【3月31日】シクロスポリンが効いてきて、傷は大きいけれどきれいになりだしてきた。
漿液も少なくなってきた。
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・4月11日からは、シクロスポリン(サンデミュン)を隔日にした。
・静脈を休めて回復させてあげるのを主目的とし、強肝剤の静注はやめ、皮下補液でリンゲル液のプールを作ったところに強肝剤やしみるビタミン剤を注入することにした。
・もちろん補液もベベの体調を整えてくれるのに一役かってくれていると思う。

【4月14日】肉芽が上がってきて、漿液はほとんど出なくなった。
お尻尾の傷はすっかり良くなり、この日ガーゼがはずれた。
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・小脳梗塞の後遺症もほぼなく、【4月16日頃には治っていた宣言】をした(*⌒O⌒*)
・4月23日の血液検査で、やっとやっとベベちゃんの肝臓さんの快復のきざしが見えてきた\(^O^)/
・お目目もキラキラで食欲も出てきて「もっとちょうだい」とおかわりもするようになった(^ロ^)~~♪
・うんちも良好!

・加齢と変形性脊椎症によるあんよに力が入らなかったりすることはあるものの、お散歩も楽しめるようになった。
・すっかり元気もでてきて、大好きなおもちゃのかぼちゃさんを持ち出してきてママにとって遊んでと誘ったり、もいとも遊ぶようになった(●^_^●)
・4月24日から作ってもらって食べ出した肝臓療養手作りごはんもおいしく毎回完食しお皿もピカピカ。
ごはんにアミノレバンを入れても食べるようになってくれて楽チン(*^~^*)
・一時はゴツゴツだった頭やお顔もふっくらしてきた!

【4月25日】周辺が紫色になったり、皮膚のフチが出血したりしながら傷口がすぼまりだしてきた。
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【4月27日】おへその傷は日に日に形を変えどんどんすぼまり出し、かさぶたもできるようになった。
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・4月30日の血液検査では、先生もびっくりするくらい肝臓の数値が良くなってきた。
(まだまだ正常値にはほど遠いいが、良くなってくれるであろうという明るい見通しがたった)

【5月3日】そして今日、かさぶたができてははがしここまでおへその傷は小さくなった!
治り出すと早いものだと驚くほど。
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・肝臓さんも(たぶん)良くなってくれているようで日々食欲旺盛。
具合の悪いときは食べてもらうのに苦労した肝臓の処方フードを試しにあげてみたら、なんとパクパク食べて少し驚いた。


たぶん無菌性脂肪織炎の傷は近いうちに治ってくれると思う。
あとは肝臓さん.......何事もなくこの調子で良くなってもらえますように!!
ベベちゃんがんばれp(`ー´)q

べべの無菌性脂肪織炎-【おへその写真】治療あらまし-1

ベベちゃんが無菌性脂肪織炎になってしまって65日。

いちばんひどいおへそあたりの患部の写真だけみてね。

おへそのしこりを発見したのは2月29日。
で、翌日の3月1日に先生に見てもらってまずは針検。
【3月1日】この時点でガンとかではないであろうということはわかって、大いに安心。
「こんなのすぐに治る」とものすごく安易に考えていたのが、遠い昔みたいに思える。
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【3月8日】抗生剤を飲んでいるのに、みるみる間にこんなふうにジクジクしてきた。
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各種抗生剤で治療するも全く良くならず、どんどん傷は大きくなり漿液もいっぱい出た。
発熱に食欲不振に速い呼吸にひどいゼイゼイで夜も眠れない。
この頃が一番可哀相で辛かった。思い出したくないくらい辛かった。
そしてやっと3月15日に無菌性脂肪織炎と確定し、3月16日からステロイド治療開始。
【3月15日】6時間おきのガーゼ交換でもしみだすほどいっぱいの漿液が出た。
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ステロイド治療をはじめて呼吸も楽になり、お顔も明るくなり劇的に良くなったと思った矢先....
ステロイドに悪く反応してしまったのか?他の理由かはわからないけれど、3月18日には突然立てなくなった。
すぐに立てるようにはなったものの、左への傾きとヨロケと闘う日々が続いた。
(3月27日のMRI検査で小脳梗塞とわかる)
ステロイドはこわくて使用出来ないが、無菌性脂肪織炎の治療はしなけれならない。
なので3月20日からは免疫抑制剤シクロスポリン(サンデミュン)開始
【3月20日】痛々しい患部
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【3月22日】患部の大きさはこの頃が一番大きかったかな。
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ベベ脂肪織炎65日目/肝臓悪化47日目-後ろ左あんよ痛い

今日は午前と午後と1日に2回も獣医さんに行っちゃった(^^ゞ
こんな事ができるのは自営でかつ留守を守ってくれるスタッフがいてくれるからこそだね。
ありがたや、ありがたや★('-^v)

午前の診察を終え、店でごはんを食べて少しした頃、「あれ?ベベちゃんあんよ痛いかも?」と思った。
ちょっと後ろ脚がカックンする。
で、※ナックリング検査をしてみたら、右後ろ脚はゆっくりだけど普通に着地できる。
左後ろ脚を試そうとおもったら、ヘナヘナって座り込んじゃった(´З`)
こりゃだめだ、と思ってすぐに先生に電話してみて午後の予約をとった。

※ナックリング検査(4本足で立った状態で、1足ずつ甲の部分をひっくり返して床部分に着地させる。元に戻すまでの時間の速さや様子で足腰の利きや状態を知ることが出来る)

ほぼ普通に歩いたりはできるけど痛そうなのは確かだし、(様子からして違うとは思ったけど)もしもまた小脳梗塞だったりしたら大変だからね。

で、診察してもらったところ、痛いのは左後ろ脚。
(眼振があるかとかも診てくれたけど、そういうのはなし。小脳梗塞等ではない)
左後ろ足に力がはいっていなく浮かしぎみ。
背骨を押してみると、腰椎の4番・5番あたりを痛がる。
前からある変形性脊椎症で尖った骨が神経を圧迫して神経麻痺してる?みたい。
今のベベには消炎剤は使いたくないのでレーザー治療をサボらずちゃんとして、炎症を押さえてあげる事になったよ。
この辺を痛がるの
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いつもの治療のお話し。
コレ、夕べのガーゼ交換。
見て、見て、はがれかけているかさぶた!
はがしちゃおうかと思ったけど、まだ一部がしっかり皮膚にくっついちゃっているからはがさなかった。
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今日の午前中。
すっかりかさぶたが完成されていて
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イソジンで湿らせたらほら!きれいにはがれたよ(^_-)
昨日塗ったブロメナイン軟膏って、タンパク分解して、壊死組織を除去するらしいけど、効くね〜。
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おへその穴も小さくなったでしょ〜。
(表現がよくないかもしれないけど)すぼまってきた皮膚はテカテカしてちょっと固くてケロイド状になっているの。
切り傷とかの後みたいにね。
それが治るには長い時間がかかるらしいけど、ママ的にはふさがってくれさえしたらそれでOK(*^~^*)
あとちょっとだね!

●ステロイドなし●免疫抑制剤シクロスポリン(サンデミュン)33回目●ウルソ
●ガスター(ザンタック)1.5cc皮下注射
※明日からはガスターの注射無しで朝晩錠剤を飲む(落ち着いてきたので注射を減らす)
●皮下補液(リンゲル液100〜150mlに強肝剤(タチオン・ミノファーゲンシーと各種ビタミン、肝臓抽出製剤アデラビン、チオクト2cc)まぜる(補液の針跡は脂肪織炎にならないか要観察)
●おへそはイソジンで勢い良く消毒し刺激を与えた後デクラート塗布。
尻尾は完治(ガーゼ無し19日目)
家でもおへそをイソジンで勢い良くあてて消毒して刺激を与えた後デクラート塗布。
●家での薬、獣医師専用サプリはチラーヂン、ゼナキル、ガスター、メイベットDC、サイマックス、リーチペット、アミノレバン、プロヘパゾン//アースリスージゴールド、ジェントルダイジェストも。

おまけ写真
不機嫌そうな険しい表情のもいたん。プッ....もいちゃんて、どんなお顔していても笑えるr(^ω^*)))
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