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☆ベベ再検査/肛門嚢腺癌かも...

昨日採ったベベの肛門内の腫瘍の細胞はうまく採れていなく、再検査したほうが良いと獣医さんから連絡をもらった。
(検査せずに悪いものと考えて手術という選択肢もあったが、まずは再検査をしてもらう事にした)

今日は病理の先生も来てくださり、採取したその場である程度の結果を出して下さるとのこと。
病理のN先生にもベベの腫瘍を触ってもらった。

今回の針検はバッチリうまくいった。
ベベは痛くないのかな?と思うほど全く動かなかった。
針は腫瘍にうまくささり、細胞を吸引した。
と...腫瘍が触れなくなってしまった。
そうやら嚢胞のような腫瘍で、中の液を吸い取った事によって腫瘍(嚢胞)はしぼんで触れなくなったのだ。

一瞬喜んだ。
ただの水疱みたいなのとか、硬結みたいなのかもしれない。

でも、顕微鏡検査の結果は今のところ良いものではなかった。

これがかかりつけの獣医さん内で見てもらった顕微鏡写真。
「イヤな顔の細胞がたくさん」だそう。
(画像は的確な場所ではないかも)
ファイル 850-1.jpg
N先生はラボにベベの採取した液を持って帰ってさらにきちんと調べてくださる。

実は、7月4日に手術の仮予定を入れていた。
それは先週の時点で先生が時間を空けてくれていたのだ。
うちの先生は勘が鋭い方だから、一刻も早く手術したほうが良いと思われていたのね。
でも、4日の手術はできなくなってしまった。
腫瘍が針検でしぼんでしまったから。

でも、腫瘍はなくなったわけではなくて、ガンの根はあるわけだからまた膨らむのを待って、その上で嚢胞をつぶしてわからなくしてしまわないよう注意しながら手術をしなければいけなくなった。
肛門周辺は神経や筋肉がたくさんだから、かなり時間がかかる手術らしい。

12歳での手術。
麻酔のリスクは大きい。
さらに良くなったばかりのベベの肝臓にまた負担がかかると思うと心配がつのる。
でも、選択の余地はない。
一刻も早く、転移する前に手術でとってあげないと。。。。
再発しないように頑張らないと。。。。
皮肉な話だけど、今となっては嚢胞みたいなのが膨らむのを待つことになった。
早く場所を確定して大きくすっかりきれいにとってもらいたい。


リンパの様子をみるためにとりあえずレントゲンを2枚とった。
指で指したあたりが、腰回りに通じるリンパのある位置なんだって。
今のところリンパの腫れや転移を疑わせるようなものはないみたい。
(きちんと診るにはCTが良い)
ファイル 850-2.jpg


ベベのお姉ちゃんのきゃっちゃんは2004年6月に11歳4ケ月で、腿にできた海面状血管腫(良性)をとった。
同時に、良性と言われていた肛門内の腫瘍をとったら、それはなんと肛門のう腺ガンだった。
きゃっちゃんは約13歳でお空に旅立つまで再発はしなかった。
とても幸運だったと思う。
肛門嚢腺癌は通常、転移・再発率が高いといわれているから。


(*^^*)きゃっちゃんでちゅよ〜(*^^*)
太ももの紫色のは良性でちた。
でも、肛門さんの中のはガンだったでちゅ( #` ¬´#)
でも、良い子のきゃっちゃんは悪いのやっつけてもう出てこられないようにちまちた★('-^v)
良い子のベベちゃんも頑張るでちゅよp(`ー´)q
べっちゃんママも、きゃっちゃんおねーちゃんもついてるでちゅp(`ー´)q
とっても強い子のブーちゃんパパも、ムーちゃんおじちゃんも守ってくれるから大丈夫でちゅよ〜p(`ー´)q
ファイル 850-3.jpg

きゃっちゃんから先生がとってくれた「悪いヤツ」の画像もあるけど...今回は載せないでおきます。
痛々しい手術跡も。
そのかわり手術を頑張った可愛いきゃっちゃんのねんね顔を載せますね(*^~^*)
ファイル 850-4.jpg


ベベのこの笑顔を守ってあげたい。
ファイル 850-5.jpg


かなり早期に発見してくれた早坂先生に心から感謝します。
しぶり便でお尻を触ったらイヤがったからよく見てくださいとお願いしたママもある意味でタイムリーだった。

つい2週間前にはたぶんなかった腫瘍。
免疫抑制剤を使うことによって、人間が寒空の中ランニングシャツ1枚でいるみたいな状態を3ケ月以上もつくっているのだから....ずっとずっと頑張ったけどとうとう悪いヤツにつけこまれてしまったのだろうね。。。
そんな無防備な状態でも細菌性のものには感染しないでこんなに頑張ってきたのに......。

老犬はいつ何が起きるかわからない。
もしもベベがガンになってしまうのが決まっていたとしても、本当は今じゃなかったんだとママは思う!
今回の一連の病気の元となった無菌性脂肪織炎が憎い!!
手術糸さえ違うものを使ってくれていたら!と思ってしまった。
.....そんなこと言っても仕方ないのはわかっているけどね。。。


正式な検査結果が良いものではなかったとしても、またいちから頑張るしかないね!