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先輩ワンちゃんの旅立ち

昨日、ベベともいたんの先輩ワンちゃんが旅立った。
シニアさんだから、今まで幸せな時をたくさん過ごした子だから、愛された子だから「ありがとう」ってあたたかい気持ちでの旅立ち・・・・でも、そんな安らかな旅立ちであっても、やっぱり旅立ちは悲しくて寂しい・・・。
ママも今まで我が子を4回見送った。
孫っ子はもっと見送った。
だから知っているの。ご家族の悲しみと痛みを・・・・。

ご長寿で旅立っても、今ここに家族ワンコがいてくれても、かけがえのない慈しみ育てた大切な“この子”がいなくなってしまった悲しみは埋めることはできないの。
時が心を治してくれるまで、ご家族はその痛みに耐えていかなければならない・・・そう思うとお気の毒で切なくてならない。

でもね、旅立ったワンちゃんには先にお空で待ってくれている姉妹ワンちゃんがいるの。
だから一人じゃなから、ご家族も寂しいだろうって心配はしなくてすむからそれだけは良かった。
今ごろは赤ちゃんの時からずっと一緒だった大の仲良し姉妹さんが再会し、大はしゃぎしているんだろうね。
きっとうちのべっちゃんやきゃっちゃん達とも仲良しさんになって楽しく遊んでくれるね。
(ママはべっちゃんが我が家で最初に旅立った時、さみしがり屋で家族がいないとダメなべっちゃんがどんなに寂しかろうと胸がえぐられるように辛かった。)


動物にとっての旅立ちは、きっと人間の考える旅立ちとは大きく違うのだと思う。
人間は我が子の旅立ちを嘆き悲しむけれど、ワンコは天から降りてきて、幸せな時を過ごし、そしてまた天に帰るだけなのかも・・・。
・・・ワンコは自分の死を恐れたり悲しんだりしないけれど.....でも!、大好きなパパやママの悲しむ姿はみたくないの。
自分の事で笑ってくれるのは幸せだけど、自分の事で悲しむパパとママをみるのは何より悲しいの。

・・・しばらくはたくさん泣いてもしかたないよね。
だって、もう抱きしめたりいい子いい子してあげられなくなっちゃったんだもの。
朝日はまた昇ってきて世界は普通に動くのに、大切な我が子の姿はもうみえないなんて....妙で不思議な感じさえする。
でもしばらくしたら泣きやんで、お空の子にいつものパパとママの笑顔を見せてあげなくっちゃね。

お空の子もずっとずっとパパとママが大好きなんだから。
お空でみんなと大はしゃぎしていて、たまにちらっと地上を覗いたらきっとそこには大好きなパパとママの“自分への笑顔”があって、それをみて安心して嬉しくなって、そしてまた続きのお遊びをしなくちゃならないからね。

今日は1日みんなで喪に服しました。
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ご冥福を心よりお祈りします。

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