記事一覧

☆べべの治療19日目-立てない【ステロイドに過剰反応?】

ベベに添い寝しながらちょっとだけウトウトしたけれど、何回か目が覚めてその度に「息をしているか」確認した。
とりあえずの点滴のおかげで気持ち悪さなどもとれたからか?べべはよくねんねしている。
(自分の子がシニアで、あんまりぐっすりねんねしていると「息をしているか」確認するもんなんだよ。ましてや今日のベベはとっても心配だからね)

早々に起きて、獣医さんからの電話を待っていた。(留守電にまずは往診を頼んだ)
電話がかかってきて、検査などの必要もあるし...でやはり行く事になったので持ち手つき厚ハニカムマットで運んであげた。(立つ事ができない)
ファイル 669-1.jpg
ベベのパパのブーちゃんがガンに倒れた時、毎日こうして獣医さんに行ったっけ。。。。

獣医さんではいろいろな事をした。覚えているのは
●全身の点検。目をみて眼振がないか、首を曲げての反応、足の反応、聴診器をあてたり、口の中をみたり....等。
眼振はちょっとある?と思ったが次の瞬間にはない。
●床におろして、立たせようとした時、どういうふうに立てないか等ももちろん調べた
他に検査としては
●普通の血液検査全項目。特記事項としては
 赤血球容積27.2(正常値37〜55)、赤血球数3.94、血色素数9.1と貧血気味である
 白血球が31300(正常値6000〜17000)と高く、古い好中球が増えている。
 ALP(酵素?)が642(正常値68〜318)と高いがこれはステロイドを使用していると上がるらしい。
●外部に出す詳しい血液検査(ホルモン値、病態の把握を行うための血清の蛋白分画)もした
●いつものように患部の点検、洗浄

今日のベベちゃんのような状態を虚脱状態っていうのかな...。
●まず先生に、これはストロイドの副作用ですか?ときいたら、立てなくなる副作用はないはず。(ステロイドは立てないときなどにも使用するくらいだから)
●ママはベベちゃんの目がギョロって飛びだしているように見えたけど気のせいかな。

今の段階では全くわからないけど可能性としては
●脊髄や首からきている場合はナックリングができなかったりするががベベはできるし、足先の感覚もある。
ということは脳炎、パグ脳炎?、脳の血管が切れたなどの異常?
(脳だとMRIを撮らないとわからないが1時間の麻酔が必要で、今のベベにはすすめないし、順番待ちにすごく時間がかかるらしい)
●甲状腺の可能性もある等。
他にもあったかと思うけどメモもちゃんととらなかったので、忘れちゃった(^^ゞ
ファイル 669-2.jpg

とにかく、今日の今日ではなんだかわからないのは仕方ないよね。
まずは少しでも良くなるよう何でもいいから何か治療してもらわないと(焦)

とにかく、ベベちゃんは半日入院して様子をさらによく見てもらったり静脈からの点滴をすることになった。
ベベちゃんがゆうべからおしっこをしていないが、寝たまましてくれればいいけど、たぶん寝たままはしないだろうからそうしたらカテーテルを入れてとってあげてほしいとお願いし、いったんもいと一緒に家に戻って夜お迎えに行くことになった。

ベベをお迎えに行ったあとには、ずっとベベについていてあげられるよう仕事ややらなければならない事をモーレツな勢いで片付けた。

そしてベベのお迎え。
ベベちゃんは持参したハニカム胴着(おへその患部に当たらないよう、持ち手1ケ所にした)を着せてもらって運んでもらってきた。
顔色は朝よりはよく、目つきも朝より少ししっかりしているように見えた。
家に帰る前にまた胃薬だったかな?を留置から入れてもらった。

今日は
●本日の3日目のステロイド投与は行わず様子をみた。
●点滴には抗生剤、肝臓のための薬、ビタミン、脳圧を下げる薬、などを入れてくれた
●まだ結論は出せないが、【ステロイドに過剰反応】かも?

●おしっこをとってあげるためカテーテルをいれようとしたが、うまく入らなかったのでまだおしっこをしていない。

少し歩けるようになったので、表に出ておしっこさせてあげてとおっしゃてベベを床におろした。
え〜、朝は全く歩けなかったけど少し歩けるようになったの?
でもこんなで本当におんもに行ってもいいの?とびっくりしながらも外にでてみた。
グテングテンによろけるし、ハニカム胴着で支えてあげるというよりは「持って」あげないとならないほどだったけど(左に傾く。右後ろ脚の力がない。)、獣医さんに行った時のおしっこ場所の空き地(50メートルくらい離れている)までベベの意思で行って、支えてあげながらなんとかものすごい量のおしっこをすることができた。
戻りは、ママが途中まで4本足だっこして、途中からは帰りが遅いので心配して見に来てくれた先生に抱っこしてもらって戻った。

家に帰っての夕ご飯にi/d缶をほんの少量。
ホスミシンは点滴に入っているけれど、ゼナキルは夕ご飯後にあげる。
点滴で十分な水分補給はできている。お水をがぶ飲みすると吐くのでお水は少しにして。
等、注意点をきいて約8時間ぶりの我が家に帰宅したべべちゃん。

●そうとう喉が乾いているようで、よろけて転びそうになりながら2ケ所においてあるお水めぐり。
あわててお皿のお水の量を減らして、少しずつ、時間をおいて何回かに分けて飲ませてあげたけど....いくらでも飲みたがるので合計量としてはけっこう飲ませてあげちゃった(^^ゞ
ファイル 669-3.jpg

大変な一日だったけれど、おうちに帰ってきて安心したみたい
ファイル 669-4.jpg

●今朝はお水もごはんも受けつけてくれなかったけど、i/d缶もおいしそうに食べてくれた(もっと食べたそうだったけれど、先生の指示どおり少しにした)
●夜はベッドのお部屋で何事もなく、ゆっくりねんねできた。
ファイル 669-5.jpg


おまけ話
もいちゃんはママの袖をひっぱったり、ベベちゃんのお顔をガブしたり、病院の足拭きタオルを振り回したりちょろちょろちょっかいを出してくるので、今日みたいに具合がとても悪くて困っている時は“邪魔っけ”( ̄~ ̄;)
(肛門腺をしぼったり、お耳掃除の時はそれでもまあいいけど...)
朝一緒に連れて行って後悔したの(^^ゞ

もいを叱らないためにも、夜のお迎えの時は熟考の末(大げさ?)決心して“生まれて初めてのひとりお留守番”をさせていたのでかなり心配だった。
そっとドアを開けたら....ベベちゃんの為に置いてあるハニカムマットの上で寝ていて、音に気がついて寝ぼけ眼でポカンとこっちをみていた(笑)
いたずらは何にもしていなかった。
やってみれば、けっこうできるものね。
偉いぞもいちゃんp(`ー´)q ベベお姉ちゃんのために頑張ってくれたのかな〜。