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オーストラリア旅行4-ウルルの夕日とバーベキューディナー

お次はウルル(英語名エアーズロック)の夕日鑑賞です。

ウルルは高さ348m、周囲9.4Km、世界最大級の岩は赤い砂岩でできています。

ウルルは約4〜6億年前、地殻変動によって一体の地層が隆起。
その後、雨や風の侵食により硬い地層だけが残され、約400万年前に現在の姿になったとされており、その過程の中で鉄分が酸化し、現在のような赤色になったそうです。

昔からこのあたりは、アボリジニ族の「アナング」の土地。
「アナング」にとっては、大地こそが我が家で、ウルルは聖地です。
しかし、1870年代、欧米からの開拓者により、土地は奪われることになりました。
その後彼らは常に返還を求めてきました。
そしてこのあたり一帯がウルル・カタ・ジュタ国立公園として整備された後の1986年に、やっと政府からアボリジニの「アナング」に、99年間の“賃借”を条件に返還されたそうです。

余談ですが重要なこと
ウルルには、2019年10月より登ることができなくなります。
「アナング」の人々にとってウルルは聖地だからです。
「アナング」の人々は、「観光客は歓迎します。ただ登山を禁止にするだけです」とのことです。

スパークリングワインを片手に、おつまみをつまみながらの鑑賞。
(西から眺める)
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少し曇ってきたので夕日でオレンジに染まるウルルを見ることはできませんでしたが、広大な大地にボン!とそびえ立つウルルの迫力と太古からのゆっくりとした時の流れみたいなものを感じました。
あっちでもこっちでももいちゃんのことを思い、会いたくて会いたくて、ウルルでウルウルしたママです....なんちゃって(^з^)-☆
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夕日鑑賞後は、ウルルを眺めながらの野外バーベキュー。
オーストラリアの人が焼いてくれたオージービーフやカンガルー肉、焼き鳥やシュリンプ、ソーセージなどを、ボンボンと豪快にお皿に盛ってくれてみなさんと乾杯♪
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もいちゃんがよく食べていたカンガルー肉、ふーん、こういう味なんだと思いながら食べました。
(ママはわんこのおやつはたいてい食べてみますが、豚耳やひづめ、アキレスやカンガルージャーキーは食べたことがありません(笑))
ちょっとパサパサしていてほんの少し臭みがありますが、ソースをつければ食べられます。

おなかがいっぱいになったところで、ホテルに戻りました。
明日はウルルの朝日鑑賞で4時起きなので、早く寝なくっちゃ。


おまけ写真
オーストラリアドル紙幣には、こんなふうに透明な部分があるんですよ。
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ホテルのショップのアボリジニアートの絵画。
小さくてお安いもので3万円くらい、素敵だなと思うと50万くらいします(高っ!)
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ママのネイル、なかなかアボリジニアートしてるでしょ(^_-)-☆