さあ♪ ついに今回の旅のメイン、タージ・マハル観光です:\(*^_ゝ^*)/:
【タージ・マハル】はどこまでも完璧なシンメトリックなデザインで、完成から360年以上も経っているのに白く美しく輝く姿は真珠にもたとえられています。
【タージ・マハル】はムガール帝国の第五代皇帝のシャー・ジャハーンが、最愛の妻ムムタズ・マハールに捧げた霊廟で、膨大な白大理石を使い、1631年から22年の歳月をかけて造られました。
【タージ・マハル】とは、マハールさんの霊廟という意味です。
皇帝と妃は16年?くらいの結婚の間に14人くらい?の子に恵まれたそうで(正確な数を忘れてしまいました。すみません。)、妃はほとんど毎年赤ちゃんを産んでいたそうです。
でも、子供の半数以上は亡くなってしまったそうです。(昔のインドは子供の死亡率がとても高かったので。)
壁を飾る花や唐草、幾何学模様は、世界中から集められたメノウや水晶(中国)、サファイヤ(スリランカ)、トルッコ石(チベット)などの貴石で象られていています。
タージ・マハルの建造の為には3万人近い建築家や職人が集められ、国が傾くほどの莫大な費用がかかったといわれているそうです。
それほどまでに狂おしく妻を愛したシャー・ジャハーンは、息子にアグラ城に幽閉され亡くなり、娘の手により【タージ・マハル】に運んでもらい、現在は王妃とともに墓室で眠っています。
【タージ・マハル】で唯一シンメトリーでないもの。
それはあとから王妃の隣に安置されたシャー・ジャハーンの棺だそうです。
正面のアーチには白大理石と黒大理石でコーランの一部が刻まれていますが、文字は下から上へ向かって大きくなっており、全ての文字が同じ大きさに見えるようになっています。