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スペイン旅行2日目-闘牛は早々に退散

マドリッドに戻って、なんとか時間が間に合うのでママ1人で急遽ラス・ベンタス闘牛場へ。(現地ガイドさんに闘牛場まで連れて行ってもらい、チケット購入まで手伝ってもらいました)

スペインに来たのなら、闘牛もと思っていたのですが......これは間違いでした(汗)
闘牛は『様式美』だそうですが、ママにはちょっとムリでした。
前から4番目の、正面日陰席(12000円)を奮発したのですが、6試合のうち2試合で退散。
(ちなみにバルセロナでは禁止されていて、かつての闘牛場はショッピングモールになっています)

なので写真だけ見てください。

ラス・ベンタス闘牛場。
普通にチケットを買えるにもかかわらず、国が認めたダフ屋さんがいっぱいいます。
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ピンクのマントを手にしているのはノビリェーロ(見習い闘牛士)
右端に黄色っぽく見える、目隠しをして鎧兜で身を包んだお馬さんも重要な役割を果たします。
(お馬さんはケガをすることはありませんが、牛さんの角で突き上げられても訓練されているからか微動だにせず、それもなんとも切なくてみていられませんでした)
ファイル 4290-2.jpg

真っ赤なムレータ(牛を操るマント)はマタドール(正闘牛士)
ファイル 4290-3.jpg

これはホッと一息つけた場面。
この黒い雄牛さんは、何か不都合があったようで(闘う意欲に欠けているとか、足腰に問題があるとか、片目がよく見えていないとか)、退場になります。
退場のさせ方は、去勢済みのカウベルをつけた雄牛さんが楽しげに入って来て、その牛さん達に誘われるように一緒になって退場して行きました。
あとから日本人ガイドさんにきいたところ、マドリッドの闘牛場は非常にレベルが高いのであっという間に傷ついた雄牛を退場させる事ができたそうで、よそでは1時間もかかったりするそうです。
ファイル 4290-4.jpg

日なた席は暑いので空いていますが、日陰席は地元の人たちでいっぱい。
好きな人は全試合、年間を通じて同じ席で観るそうです。
家族の娯楽のようで、子供もけっこういました。
ファイル 4290-5.jpg
ここマドリッドの闘牛場で認められる事が、闘牛士にとっての栄誉だそうです。