記事一覧

☆もいちゃん鼓張症(;□;)!!で夜間救急に

朝4時。
もいちゃん、くさいゲップを何度かして、2回吐きたそうにして吐けず、お水をたくさん飲んで、試しにあげたみかんは拒否し(汗)、ワンコおやつは食べたもののすごくゆっくりで気のない噛み方(焦)

目が細くなってママに「ママ、もいちゃん苦ちいでちゅ。」とうったえるのでTRVA夜間救急に電話。

電話に出られたのは、4月15日に嘔吐と下痢でお世話になったN先生で(かかりつけのながいき動物病院にも週1回いらしていてべべも診て頂いている)、鼓張や胃捻転等に大型犬はなりやすいのですぐに診ましょうということに。


レントゲンでわかるは“胃が満腹の時くらい大きく”なっていてガスがたまっている(鼓張/胃拡張の初期?)だが、ガスは十二指腸などに流れているので自分で出そうとはしているとのこと。
※胃拡張になってしまうと、ガスが充満してさらに倍くらい大きくなり、胃にくっついている臓器の重さでひっくり返って胃捻転にってしまうそうで、胃捻転は即刻処置しないと命にかかわります。
ファイル 2719-1.jpg

ファイル 2719-2.jpg

念のために気になる箇所をエコーで診てもらって
100cc皮下点滴(胃に水分が集まってしまう?ので)とガスコンのシロップ(膨満感をとる)とプリンペランを飲ませてくれました。

慣れない場所で興奮したのもくわわってお疲れ顔のもいちゃん( ̄。 ̄;)
ファイル 2719-3.jpg

べべちゃんはおうちに置いてこようと思ったのに、起っきして「べべも行く!」というので一緒に連れてきたのですが、途中から「アタシ帰ってベッドでねんねするワ」って言い出して、ママもけっこう疲れちゃいました(ToT)ゞ.....大事にいたらずにすんだからこんなこといってられるんだけどね。
ファイル 2719-4.jpg

朝まで待っていたら、もしかしたらキケンだったかも??しれないし、そこまでいかないまでももいちゃんは苦しい思いをしたでしょうから、夜間救急で診てもらえて良かったです。
N先生がおっしゃっていました。大型犬は本当に鼓張、胃拡張や胃捻転に気をつけないとならないので、おかしいかも?と思ったらすぐに病院に!...です。
実際、うちのスタッフの先輩のゴルちゃんが最近胃捻転でお空に旅だってしまったのです。。。。合掌。


4時半に夜間救急に到着し家に帰ったのは7時。
今日は一日が長いぞー。

------------
その後もいちゃんは多少元気がないような気がするものの、大丈夫です。
でも念のためかかりつけのながいき動物病院で触診等してもらい、1回分(1錠)のプリンペラン(錠剤)が処方されました。
ついでに左耳(だけ)汚くなっていたのでお掃除してもらって、おなかに膿皮症ができているので抗生物質(L-キサール)をもらってきました。
ファイル 2719-5.jpg

----------
【後記】
鼓張症などについて
もしかしたら『我が子を守る』ための参考にして頂けるかも?しれませんので
もいを心配してくださった方のアイアンバロンの掲示板へのお書き込みのレスの一部を転記します。
長いですが興味のある方はお読みください<(_ _)>


うちはお空のムーニーが2回鼓張になってしまいました。
1回目がベティが亡くなって間もなく。胃に針をさしてガスを抜きました。(腸は動いていない状態でしたので、腸の動きも良くしました)
2回目は胃拡張(捻転はしなかった)がひどく、ガスを抜いてもまたたまってしまうので緊急手術をし、すでに壊死してしまっていた胃の一部を切りました。
実は、ムーニーが2度も九死に一生を得たのは、ベティのおかげなのですよ。
ベティが10歳3ケ月弱で急にお空に旅立った原因は不明ですが、おなかがふくれていたので鼓張や胃捻転だったかも?しれず、その時私たちは初めて【鼓張】という言葉と症状を知ったのです。
(※獣医さんによっては鼓張を、胃の症状と区別し“鼓腸”とする先生もいらっしゃるようですが、うちの先生は胃(や腸)にガスがたまることを鼓張とおっしゃいます。)

なので、ムーニーの少しの異変を見逃さず、すぐに獣医さんに向かう事ができました。
ベティが私たちに教えてくれてムーニーを守ってくれたのだと思っています。
当時は夜間救急はありませんでしたが、ムーニーが発症したのは2度とも昼間でしたので、それも良かったです。

もいの症状(くさいゲップと吐きそうになって吐けない、お水をたくさん飲む。おなかが固くいつもより膨らんでいる)は、
ムーニーの時(真っ白なネバネバした泡状のものを吐いた。獣医さんにつくころにはおなかがパンパン)とは違っていましたが、それでもこれはもしや??ととても心配になりました。

胃にガスが溜まる鼓張症の原因は不明な事が多く本当のところはわかっていないらしいですが
・腸で大豆タンパクが発酵してとか、
・胃に空気を呑み込んでとか、
・早食いだからとか、
・ごはんが1日1回など少ないか回数だからとか
・胃での消化時間が遅いからとか、
・歳をとったからとか、
・神経質だからとか
いわれているらしいです。

・うちの先生は炭水化物が関係しているとおっしゃいます。
(もいは鼓張になる前に栗をほんの少し食べましたが....栗は日頃もわりと良く食べていても今まではなんでもないです)

またなってしまわないようにする為には、何をどうしたら良いか「これだ!」というものはありませんが、
大型犬・胸が深く食道が細い大型犬・超大型犬は鼓張症、胃拡張・胃捻転症候群になりやすいとのことですので
・早食いをさせない
・競争食べをさせず、落ち着いてゆっくり食べさせる
・食事の回数は2〜3回(またはさらに多く)
・食後は休憩をたっぷりととり、激しい運動はさせない(お散歩は食前に)
等に気をつけてあげたいと思っています。

もしも??って思うしぐさがみられたら、とにかく即獣医さんに!....ですよね!
(実は私今回、もいはまだ夜のうんちが出ていなかったのでお散歩に出たり(歩きたがらなかったです)、おやつを食べるかどうか試したり、モミモミしたり、ホメオパシーをあげたりして短時間ですが様子見をしました(ToT)ゞ)

翌日かかりつけの獣医さんに行って救急でのレントゲン等を診てもらったところ、もいは鼓張だけど思ったよりも胃が膨らんでしまっているわけではないので大丈夫そうだねとのことでした。
とはいえ、あのままほっておいたら大変な事になったやも?しれないので、処置をしてもあって本当に良かったです。
もいも膨満感がとれて、ちゃんとねんねできましたしね。

夕べは、夜間救急に行った疲れが出たのか、べべももいも本当に良くねんねしていました(私もです(笑))
ごはんをあげるたびにちょっとドキドキ緊張しましたが、いつもどおりで何事もなく本当に良かったです♬

--------------------
【さらに後記】

可愛い我が子が胃捻転になってしまったけれど、早い処置で見事助かったママさんから貴重なお書き込みを頂きましたので転記します。
みなさん、おおいに参考になさってください(^-^)v

以下、一部転記させていただきます。

********************
○○○は、ムーニーくんと症状が同じでした。
あとで思い出しましたが、○○○は動物保護センターにいるときも、ガスが溜まって薬を飲ませて貰っていたと聞いていました。
なので、ガスが溜まりやすい体質なのかもしれません。

術後は、食台を低くしたり、食事の回数を3回に増やしたり、お水のがぶ飲み禁止にしたり、胃液が薄くなるというので食事前にはお水を与えなようにしたり・・・
いろいろと気をつけています。

消化酵素も、炭水化物とタンパク質を一緒に食べた場合、タンパク質の分解酵素が先に働き始め、炭水化物の分解酵素は待つことになり、待っている間に発酵して体内に有害物質を排出することもあるので、肉類と穀類は別の食事で与えたほうがいいと知り、一応別にしてみたり・・・

とにかく長時間食べ物を胃の中に留まらせず、出来るだけガスの発生をおさえることが大事なのかな~と思っています。

可愛い我が子のために、出来ることはしてあげたいですよね(*^_^*)

********************