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☆べべちゃん-エコーとレントゲンとクロスマッチ

昨日CT検査で大きな腫瘍が発見されたベベちゃん。
今日はかかりつけのながいき動物病院で色々検査と手術の相談に行ってきた。

獣医さんでノリノリではしゃぐベベちゃんともいちゃん。
(もいちゃんがベベちゃんのおなかにボンとあたって、その衝撃で万一ベベちゃんの腫瘍が破裂したりしたら大変だから、なるべく安静にしてもらって気をつけないとね)
ファイル 1031-1.jpg

昨日CTを撮ってくれた板倉先生も、ながいきの木庭先生も早坂先生方も、みなさんベベの事を12歳半とは思えないほど元気で表情も体格も良いと言ってくださる。
実際、肛門嚢腺癌をとる手術をして以降、ベベちゃんはとても元気でとても陽気でママはすごく嬉しかったけど、こんなに元気なのは何かの前触れだったりして?...とちょっぴり不安になる事もあったの。

おなかの中に、こぶし大もあるような腫瘍があっても、それがもっと大きくなったり悪くなったりするまでは、ワンコってこんなにも元気でいられるものなんだね。
....だから、「昨日までは元気だったのに急に歩けなくなって」となったら、もう手の施しようがないなんて事が多いのだろうね(悲)


CT画像をみながら、もう一度良く説明してもらった。
それにしてもでっかい腫瘍だよね。
いつできてしまったのか?、どのくらいでこんなに大きくなってしまったのか?
そんな事はわからないけれど、この後のエコーで、わりと最近できて急速に大きくなったのではないか?という雰囲気。。。
ファイル 1031-2.jpg

先週、先々週と2.5cmくらいだったベベちゃんの脾臓のうっ血?みたいな部分。
6日後の今日には4.3cmにも大きくなっていて先生方はびっくり。
ファイル 1031-3.jpg
上の黒くうつっているところが本来の正常な脾臓の組織。
CTではよくわからないけれど、うっ血と言っていた部分はもしかしたら腫瘍みたいな出っ張りかもしれない。
脾臓は血の貯蔵庫みたいなものだから、容易に一部分が倍の大きさになったり、逆に小さくなったりすることもあるらしい。

位置関係はこんな。
ファイル 1031-4.jpg
それぞれの臓器との境界を詳しくみてくださって、ベベの腫瘍は脾臓由来のものである可能性が高まった。
(CTからみるにリンパ系のものではないらしい。肛門嚢腺癌の転移の可能性もあるけれど、なんとなく違う感じ)
実際のところは手術で開けてみないとわからない事だけど、もしも脾臓からできているもので他に癒着がなければ、脾臓ごと、もしくはその部分を切除することによって、当初思っていたよりは良い結果もでるかもしれない。

先生は、ブーちゃんの時とは違うとおっしゃるけれど、もしかしたら、ブーちゃんみたいに悪性ではない血のうっ血みたいなので脾臓がボコボコに膨らんで変形したのだったらいいなぁ。。。。なんてやっぱり思う。
それにしてはベベちゃんの腫瘍は大きすぎるし、少し離れた所にできているように見えるから違うのかもしれないけどね。
......希望はもっているけど、良いほうにばかり考えてばかりいるのはやめたほうがいいのかな。
どんなだったとしても、先生は手術でやれるかぎりの事をしてくださるだろうし、
パパとママはベベちゃんが良い時を過ごせるようにうんと頑張るから、
ベベちゃんも大変だけど手術とか色々頑張ってほしい。

ベベちゃんの脾臓の位置はここ。
(手術が決まっているし)エコーを撮りやすいように毛刈りもした。
皮膚が黒くなってしまっている部分は膿皮症跡。
(手術時にはもっと徹底的に毛刈りする)
ファイル 1031-5.jpg
11月21日にもいちゃんの(急がない)肛門嚢をとる手術予定だったけど、急きょベベちゃんの手術に交替。
本当は今日にでも手術してもらいたいくらいだけど、先生のところはすでにずっと手術予定がいっぱい。
もいちゃんの手術を入れておいてもらって、それと交替することができて良かった。
もいちゃんは知らず知らずのうちに、ベベお姉ちゃんを助けてくれていたんだね。
ありがとね、もいちゃん。


他にレントゲンも撮ったけど、レントゲンでは腫瘍に関しての多くの情報を得ることはできなかった。

ベベちゃんの手術中、もしも輸血が必要になった場合に備えて、ベベちゃんともいちゃんの血液のクロスマッチもした。結果は大丈夫。
ついでにした血液検査
・ベベちゃんの赤血球容積は34.1(正常値37〜55)と先週より少し下がってしまっていたが血小板は43.3万で低くないのでどこかで腫瘍が破裂したりはしていない。
・もいちゃんの赤血球容積は49.2なので供血可能。

あとは手術まであまり暴れたりせず、出歩かず、お散歩はほんのちょっと、他のワンちゃんとの接触は禁止。
おうちでのんびりしてもらって、万全の体調で手術に臨むんだ。
体調が悪くまってしまって、手術をしてあげたくてもできないような状態になってしまう前にわかって良かった。

ベベちゃん、大変だけど頑張って!