もにもに成長日記♪...あいばろ〜ず７頭一緒♪

道路の延長のバリア橋の上からは、向こうにドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ通路、溜息橋（溜息の橋）が見えます。
左がドゥカーレ宮殿で、右が牢獄。

ドゥカーレ宮殿内で裁判が行われ、有罪となった囚人がこの橋を渡る時に隙間からヴネツィアの街を眺め、見納めの溜息をついたことからその名がついたそうです。

ドゥカーレ宮殿はヴネツィア共和国の政治の中枢だった建物。
総督の住まいや裁判所としても使われたそうです。

創建は9世紀、14世紀にはゴシック様式の建物として改装され、さらに16世紀には、ティントレットやヴェロネーゼなど、ヴネツィア派の画家達が美しい壁画や天井画を描いた。（ガイド本より）

世界最大の油絵といわれる大評議会の間の「天国」は本当にとても大きいです。
（撮影禁止）

回廊の天井

だまし絵風の柄の階段

ヴネツィアは人工的に造った浮き島なので、重い部材（大理石等）は表面だけ、または一部だけの使用をし、重厚そうに見せても裏は空間や木材で軽くするという工夫を凝らして建築物をつくってあるそうです。
分厚そうで立派に見える床も、実は中はスカスカで、女性のガイドさんが跳ねても大広間の床全体が振動します。