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トルコ.イタリア旅行-8/洞窟住居訪問

もうずっと前から洞窟住居に実際に住んでいる、カッパドキアの方の民家を訪問することができました。

外観はこんな。
入り口は3つ。
一つはリビング&キッチン。
もう2つは個室で、お嬢さん方の部屋。
中はつながっていないので、リビングで過ごした後に自分の部屋に戻る際には一度表に出ないとなりません。
トイレとお風呂も別棟なので、とても寒い真冬は大変そうですね。
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こちらは長く住んでいるので、政府からお安い家賃で借りているそうですが、新規だと高いそうです。
改築や改装は一切禁止だそうです。

リビングは広くて快適!
床一面に、先祖代々の大切な絨毯が敷き詰められ、冬の間は寒くて外にはあまりでられないので、部屋の中で長い時間をかけて絨毯を織るそうです。(右奥は織りかけの絨毯)
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背の高いソファーはお客様用。
薄型テレビもあり、お嬢さん方は皆携帯を持っています。

床はあちこち岩の形のままゆがんではいますが、なぜかそれもいい趣です。
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若草色のカーテンの向こうはキッチン、出口へと続きます。
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ここでもチャイをご馳走になり....なんか田舎のおばあちゃんの家にいるみたいな感じでくつろいじゃいました。
お客様用のソファーよりも、岩の上に敷かれた絨毯に足を伸ばして座らせてもらっているほうが気持ちよかったです♪
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ちなみに、このあたりり風習として、全くの他人(知らない人)が訪ねて来ても、3日間は最高のおもてなしをして泊めてあげないとならないそうです。
もちろん私たちの訪問はガイドさんと一緒で、旅行会社が組んでいる“ツアー”ですけれどね。
出口には手作りのお土産コーナーがあって、ママはこのお宅の方が編んだ、お手頃価格のオヤ(糸と針で編む、伝統刺繍)のネックレスを求めてきました。
おつきあいでね(^_-)-☆