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アイスランド-2日目/地球の割れ目ギャオ

今回のツアー、合計14名(男性6名、女性8名)の参加です。
そのうち家族や友人参加は3組のみで、あとの7人は一人参加(驚)
一人旅をする人って、多いのですねー!

さらに驚いたのは、みなさん添乗員さん顔負けくらいに旅行通で、エジプトやアフリカは“普通”で、パタゴニアやギアナ高地とかにも行った事がある方もいらして百戦錬磨の強者ぞろい(大驚)
2〜3人の方はオーロラチャレンジ2回目だそうで、お一人はドイツからレイキャビック現地集合でツアーに合流です。
そんななので、色々な旅のお話もたくさんきけて楽しく参考になりました。
(かくしてママは次の年末旅行の行き先を既に決定したのでした♬)

お話はとびますが、20年以上前にママが13日間くらいの南米ツアーに一人参加した時、60歳以上の女性の一人参加の方がいらしたんだけど、その方は『小さなデイパック1個だけ』が荷物で驚いたものです。
旅慣れるとどんどん荷物は精査されて減るそうですが、湯沸かしポットやお味噌汁を持って行くママは、やっぱり大きいスーツケースじゃないと無理だろうなぁ(笑)


【アイスランドについて】

アイスランド本島は北緯63度から66度の高緯度に位置し、国土の一部は北極圏にかかっていますが、メキシコ湾から流れてくる暖流である北大西洋海流の影響を強く受けているので、同緯度のフィンランドやスウェーデンよりずっと温かいです。

面積は103,000km2で、北海道+四国の大きさ。
東西483キロで、南北306キロ。

人口は約32万人で、その3分の1はレイキャビックに住んでいるので、他の地域はほんとうに驚くほど民家が少なく、車ともすれ違わないです。

原住民はヴァイキングで、今も『海の民ヴァイキング』の魂がひきつがれています。

公用語はアイスランド語。
若い人で英語を話す人は多いそうで、パソコンの普及率はとても高く、一人1台。
日本と同じ長寿国で、平均寿命は男性79歳、女性82.5歳だそうです。
島国で、お魚をたくさん食べて、温泉につかるからなんでしょうかね?(*^-^*)

高緯度なので夏は白夜で日が沈みませんが、そのかわりに冬の日照時間は5〜6時間程度。
10時すぎてもまだ暗く、15時すぎには暗くなってしまいます。
そんなので、精神疾患にかかる人がとても多いのだそうです。
やっぱり、お日様の光って人間にはなくてはならないものなのですね。
読書率はとても高く、少ない人口なのにノーベル文学賞受賞者もいるそうですヨ♪

さて、アイスランド観光の始まりです!
ここはシンクヴェトリル国立公園【地球の割れ目ギャオ】
(日本では一般的にギャウと書かれていますが、それは間違えでギャオが正しいそうです)
ファイル 3385-1.jpg

こちら側がユーラシアプレートで、約10キロ向こうは北アメリカプレート。
この2つのプレートは今も1年に2cm離れていているそうです。
アイスランドに海嶺から生まれたプレートは左右に引っ張られるように広がり、北半球をまわって再び『日本』で巡り合うのだそうです。
(北海道と東北は北アメリカプレート上にあり、伊豆以降の西日本はユーラシアプレート上にあることがわかったそうです)
プレートのはじまりと終わりにある2つの島国。
日本とアイスランド共に火山が多く、温泉も多いという共通点があります。

10時30分をすぎて、やっと少し明るくなってきました。
向こうに見える雪山は北アメリカプレートです。
ファイル 3385-2.jpg

アイスランドは人口のわりに教会が多い国です。
こんな地球の割れ目にも可愛い教会があるんですよ。
暗い中、灯りがともっているのを見ると、ホッとしますね。
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またここは世界初の民主議会が誕生した地でもあり、それはアイスランド人の誇りだそうです。
ファイル 3385-4.jpg

最近はこの湖に潜る人も増えたそうです。
右の方にある白い部分は氷河です。
ファイル 3385-5.jpg