屋久島はなんと、そのほとんど全てが花崗岩からできていて、それがわかる様子は島のあちこちにみられます。
たとえばこれ。
遠くの山の頂上ですが、剣の先のように飛び出ているのは木ではなく花崗岩です。
1400万年前の昔に、巨大な花崗岩が盛り上がってできたのが屋久島なのです。
なので、土の部分は薄くてほんのちょっと。
雨や川で簡単にはげれてしまう栄誉の少ない岩山に植物やコケはしがみついて生きているのです。
岩をまたいで根を長くしがみつくようにはり、土の養分を摂って成長します。
そんな事も、屋久杉の成長がゆっくりなひとつの理由なのかもしれませんね。