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バリ島のワンコ

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バリ島にはいたるところにワンコがいる。
もともとはキンタマーニ犬だが、今はゴールデンやラブもいるし、ミックスの子も多い。

みんな(ほとんど)つながれていなくて、歩道や車道を好きに行き来し、木陰や歩道で寝ている。
歩道で寝ている姿をみかけると、生きてるの?とドキンとすることしばしば(^_^;)
よく車に轢かれないものだと感心するが、聞けばやはり車に轢かれる子もいるという。
たまにはケンカもして、けがをして家に帰ってくることもあるそうだ。

正直言って、日本人の感覚で“きれい=清潔”な子はとても少ない。
ほとんどの子が皮膚病だったり、耳がかゆくて頭を振ったりしている。
でも、お国がかわれば環境も考えも違うのだから、私たち日本人の尺度で物事を考えるべきではないのだろうと思った。
のんびりとゆったりきままに暮らす様に「この国で生まれ育ったワンコの幸せ」を感じる事もできた。

バリは暑い国なのに(今は雨期で雨が多い)、どの子もハアハアいっていなくて、お水もあまり飲まないのはちょっと不思議な感じがした。
みんな環境に適応した体になっているのね。
クタという町ではあまりみかけなかったけれど、高地のウブドでは4〜5頭のゴールデンを車中からみかけた。

写真は
1枚目/キンタマーニ犬のプーマちゃん(♂)
今年16歳になるおじいちゃん犬。
あんよは少し痛いけれど、とても元気。体重は18キロくらいかな。
ごはんはバリの人間のごはんと同じで「ナシチャンプル=白米に鳥肉などを混ぜたごはん」を1日3回(朝・昼・夕)食べているそう。
バリにもドッグフードは売っているけれど、ドッグフードを食べる子はとても少ない。
昔の日本のワンコもおみそ汁かけごはんを食べていたときには、ガンとかなかったよね。
昔はフィラリア予防やワクチン接種が行き届いていなかったので、それらで亡くなる子はいたけれど、それでもご長寿さんは圧倒的に多かったと思う。
やっぱり100%手作りごはんがいいのかな〜....とちょっと心が揺れたママだった。
バリのワンコはワクチンと狂犬病の予防接種は子供の頃にはするけれど、そのあとはあまりしないみたい。

2枚目/プーマちゃんと暮らすキンタマーニ犬のミックちゃん(♂)3歳半。
この子は少し大きくて20キロくらいかな。
いっしょにレストランやビーチにも行った。
バリのワンコは泳がないけれど(泳いでいる子をみたことがないだけかも?)、砂の上で楽しげにスリスリするのは万国共通のよう(^.^)
何かおやつをあげると、お上品にそっと指からくわえていく。
指まで食べるような勢いの亀子とは大違いだ(笑)

3枚目/ビーチでみかけたゴールデンの男の子。
バリに住むオーストラリア人の子。
ちょうどもいもいと同じ8ケ月くらいのやんちゃ盛りで、一生懸命砂を掘っていた。
まだ泳いだ事がないようで、海には入らず、波が来ると逃げていた(^^)

4枚目/空に浮かぶ船(凧)。

5枚目/ラフティングの途中でみかけた小さな滝。