プロフィール

【きゃっちゃんの病歴】

キャシーきゃっちゃんは、たくさんの病気を打ち負かし、そして治らない病気とは「きゃっちゃんお病気さんとも仲良くするでちゅよー」と共棲した。

  • 2000年の7歳頃から血中のカルシウム値が異常に高くなり、毎週の治療を続けた。
    (週1回数種の注射や、毎日数種の薬)
    普通だったら生きていけないほどの数値だったが、きゃっちゃんは毎日元気でニコニコしていられた。
  • 2002年の8月には9歳丸7ケ月で、上皮小体機能亢進症によるものか?ホーナー氏症候群(左目眼底陥没)に。
    眼球は星状硝子体症に。
    べっちゃんが亡くなって寂しくて悲しくて、そしてムーちゃんが鼓脹になってしまい入院中で心を傷めている最中の事だった。(治療とさまざまな検査を続け、手術をすることに)
  • 2002年の10月には9歳8ケ月で、上皮小体機能亢進症でのど元あたりの、右の甲状腺と副甲状腺の摘出手術をした。
  • 2003年の5月には10歳4ケ月で、腿とわき腹の怪しいしこりを取った。(脂肪種だった)
  • 2003年10月には10歳8ケ月で、鼻にできたメラノーマ(黒色腫=ガン)を局所麻酔だけでとった。(再発なし)
  • 2004年6月には11歳4ケ月で、腿にできた海面状血管腫(良性)をとった。
    同時に、良性と言われていた肛門内の腫瘍をとったら、それはなんと肛門のう腺ガンだった。(再発なし)
  • 2004年7月には11歳6ケ月で、肛門あたりの怪しい腫瘍を局所麻酔でとった。再発ではなく、表皮乳頭腫と毛包停滞だった。
  • 2005年7月19日11歳6ケ月。この日、今までの高カルシウム血症から、いきなり低カルシウム血症に。
    そして慢性腎不全も併発。

    以来6ケ月、毎日午前中から夜の7時頃まで半日入院しながら点滴や各種注射に投薬で懸命に治療。
    (低カルシウム血症が落ち着くまでの最初の3ケ月は、家でも6時間おきにカルシウム製剤をゆくり30分かけて静注し、次にどれだけカルシウムを入れてあげたら良いかを知るために、血液検査を日に4回行わなければならなかった。)
     
  • 2006年12月12歳11ケ月には前庭疾患にもなってしまってお顔をまっすぐにできなくなってしまった。(かしげた状態になる)
  • 頑張って頑張って....きゃっちゃんの腎臓さんはとうとう全く機能してくれなくなった。
    きゃっちゃんの血管はどこも硬くなって針の刺さる場所がないくらいになった。
    でも、きゃっちゃんは病院に行くのを一度もイヤがらずにパパとママと一緒に静かに178日間も頑張ってくれた。
    (家ではみんなと一緒に普通に過ごし、一緒にねんねした。お散歩もいけたし、ごはんも食べてくれた)
    赤ちゃんのように可愛いきゃっちゃんのこの体のどこにそんなパワーと気力があったのだろう。
    優しいきゃっちゃんは、パパとママが泣かないように頑張ってくれたのかな
    そして12歳11ケ月でべっちゃんとブーちゃんのいるお空に旅立った。